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中絶コラム

中絶手術に必要な書類とは?同意書の記入方法や注意点について解説

名古屋市守山区にある婦人科【たてレディスクリニック】です。

中絶手術を考える場面では、からだのことだけでなく、手続きや書類についても大きな不安を抱えやすくなります。
「中絶に必要な書類は何があるのか」「同意書には誰の名前を書くのか」「書き方を間違えたらどうしよう」など、身近な人には相談しづらい内容で悩んでいる方も少なくありません。

今回は、中絶手術同意書の役割・書き方・注意点について、できるだけ分かりやすく整理しました。中絶手術で準備していただく書類や手続きの細かな決まりは、医療機関によって異なる部分もあります。
この記事で全体の流れをつかんでいただきつつ、「自分の場合はどうなるのか」「この事情でも相談できるのか」といった不安があれば、ひとりで抱え込まずに、当院までお気軽にご相談ください。

■中絶における同意書の必要性とは?

中絶手術を受けるときには、からだの準備だけでなく「同意書」という書類も大切です。
同意書は、法律にもとづいて、ご本人やパートナーの意思を確認するための重要な記録になります。

法的根拠と母体保護法の役割

日本で中絶手術を行う際には、「母体保護法」という法律にもとづいて対応します。
この法律では、指定された医師が、妊娠している方の心とからだの負担を考えながら、中絶手術を行うことが定められています。
同意書は、その法律に沿って「医師から説明を受けたうえで、自分の意思で中絶手術を希望している」ということを明らかにするためや後の行き違いやトラブルを防ぐための必要な書類です。
つまり同意書は、法律上の決まりを守るだけでなく、手術を受ける方と医療機関の双方を守る役割を持った大切な書類だと考えてください。

配偶者・パートナーの同意の意味と医療機関の責任

結婚している方や、一緒に暮らしているパートナーがいる方にとって、中絶はお二人の今後の生活や関係性にも深く関わる、大きな決断になります。

配偶者・パートナーの同意には、「一方的に決められたのではなく、二人で考えて決めた」という意味があります。
これによって、あとから「何も聞いていなかった」「知らないうちに手術されていた」といった行き違いが起こりにくくなります。
医療機関にとっても、中絶手術は責任の大きい処置です。
誰の意思にもとづいて手術が行われたのかを明らかにし、説明した内容や合意した内容を記録に残すことは、安全に診療を行ううえで欠かせません。
一方で、家庭の事情や関係性によっては、パートナーに話すこと自体が負担になる場合もあります。
そのようなときには、無理に一人で抱え込まず、「どう伝えればよいか」「そもそも伝えるべきか」という段階からご相談いただいてかまいません。

同意書がない/署名が得られないケース(DV、相手不明など)の例外

中には、どうしても配偶者やパートナーの同意書を用意できない事情を抱えている方もいます。
たとえば、暴力やモラハラがあり連絡を取りたくない場合、相手の居場所が分からない場合、望まない行為による妊娠で安全に連絡できない場合などです。
このようなケースでは、「同意書がない=中絶手術は絶対に受けられない」と一人で結論を出してしまう必要はありません。
医療機関では、事情をお聞きしたうえで、母体保護法や各種ガイドラインをふまえて例外的な対応が可能かどうかを慎重に検討します。
どこまで対応できるかはケースによって異なりますが、まずは事情を打ち明けてもらうこご相談してください。

■中絶手術の同意書の書き方と注意点

同意書に必ず含めるべき項目

中絶手術の同意書には、決まった内容をもれなく記入することが大切です。
医療機関によって書式は少しずつ違いますが、主に次のような項目が含まれます。

  • 本人の氏名・住所・生年月日
  • 相手の方(配偶者・パートナーなど)の氏名・住所
  • 中絶手術の説明を受けたうえで承諾するという内容の文面
  • 同意書の日付
  • 本人と相手の署名・捺印欄

書き方が不安な場合は、来院時にスタッフが一緒に確認することもできます。
空欄のまま提出してしまうと書き直しになることもあるため、分からない部分は遠慮なく質問してください。
また、同意書に書かれている文章は、むずかしい言い回しが使われていることもあります。
読み飛ばさずに、一度最後まで目を通し、不明な点があればその場で確認しておくと安心です。

配偶者またはパートナーがいる場合の署名について

中絶手術の同意書には、本人だけでなく相手の署名・捺印が必ず必要です。
これは、書類のうえでも「二人でこの決断を共有している」ことを確認するためです。

同意書に署名をもらうときは、用紙だけを渡して「ここにサインしておいてね」と頼むのではなく、

  • 医師から聞いた手術の内容
  • からだへの負担やリスクの説明
  • 必要な費用や通院のスケジュール

といった情報を、できる範囲で共有しておくことが大切です。
内容を理解したうえで署名してもらうことで、お互いの納得につながります。
そうすることによって、後々のトラブルを避けることができます。

同意書を偽造・代筆するとどうなるか

「相手が忙しくて来院できないから」「書いてくれないから」という理由で、同意書の署名を勝手に書いてしまうのは大きなトラブルにつながります。
相手の名前を本人以外が書いてしまうことは、場合によっては法律に触れる行為とみなされることもあります。
また、医療機関は、ご本人と相手の意思確認にもとづいて中絶手術を行います。
偽造や代筆が後から分かった場合、医師やスタッフとの信頼関係も損なわれてしまいます。
「どうしても署名をしてもらえない」「相手と連絡が取れない」といった事情があるときは、安易に代筆するのではなく、必ず事前に相談してください。
同意書は、手術を受ける側と医療機関の双方を守るための大切な書類です。トラブルを避けるためにも、正しい手順で準備していきましょう。

同意書が準備できない/署名が得られない場合の相談方法

同意書の準備が難しいときは、早い段階で医療機関に「署名がもらえないかもしれない」「同意書のことをどう伝えたらいいか分からない」と相談することが大切です。受診の際には、

  • 相手と連絡が取れないのか
  • 連絡は取れるが事情があって話しづらいのか
  • 暴力や脅しなど、おそれを感じる状況があるのか

といった点を、可能な範囲で教えてください。
状況に合わせて、医師やスタッフが一緒に対応方法を考えていきます。
同意書や署名のことで不安が大きくなってしまう前に、「自分のケースでも相談してよいのかな」と感じた段階で、遠慮なくご連絡ください。

■未成年者の中絶に必要な手続きの流れ

未成年の方が中絶を考える場合は、「予約 → 診察・相談 → 手術内容の説明 → 同意書の準備 → 手術当日」という流れで進めていきます。
未成年の中絶に必要な具体的な手続きの流れついては、当院のコラムでくわしくまとめています。
詳しく知りたい方は、こちらのページもあわせてご覧ください。

未成年の中絶についてはこちら

■当院の中絶手術方法について

当院では、からだへの負担やご事情に合わせて、中絶手術スケジュールをご案内しています。
いずれも、事前の診察や説明を行ったうえで、安全に配慮しながら進めていきます。
それぞれの中絶手術方法や、中絶手術に必要な持ち物については、別ページで詳しくご紹介していますのであわせてご覧いただき、自分に合った手術方法についてイメージを深めてみてください。

中絶手術に必要な持ち物・手術方法についてはこちら

中絶手術の種類についてはこちら

■名古屋市守山区で中絶の手術ができる婦人科を
お探しの方は【たてレディスクリニック】へ

「中絶を考えているけれど、まず何から始めればよいか分からない」「同意書や手続きについて不安で一歩が踏み出せない」といったご相談も多くあります。
手術をすぐに決めていただく必要はありませんので、まずはお悩みやご事情をお聞かせください。
当院ではプライバシーに配慮した環境で、診察から中絶手術、アフターケアまでを一貫して行っています。
名古屋市守山区で中絶の手術について相談できる婦人科をお探しの方は、たてレディスクリニックまでお問い合わせください。
お一人で抱え込んだまま時間が過ぎてしまう前に、心配なことがあればいつでもご相談ください。

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